譲渡企業は、長年親族で船舶の建造・修理業に従事されてきましたが、近年は代表夫妻のみで船舶の修理業を営んでいました。代表が70歳になり、自社の将来について考える中で、会計事務所の担当者からM&Aも検討することを勧められました。当社が設立された後、会計事務所からの紹介で当社とアドバイザリー契約を締結しました。
当社はバトンズを利用しつつ会計事務所や金融機関、M&Aブティックと情報交換を行いました。バトンズで見つかった候補者3社のうち、トップ面談は2社と行いましたが、いずれも成約には至りませんでした。
代表は体調悪化を理由に来月の廃業を決意しましたが、当社と連携している会計事務所の顧問先へアプローチを続けた結果、譲受企業とマッチングしトップ面談の1か月後成約となりました。